大阪大学大学院歯学研究科は、「触ってわかる歯の模型(可動式・8倍)」大人用・子ども用を1セットで製作し、その後全国29歯科大学病院・障害者歯科、また全国約70校の盲学校、さらに視覚障害者支援団体に無償配布して、視覚障がい者が希望すれば全国どこでも同歯模型を借りることができる仕組み作りを目指します。その製作・発送資金のため、11月8日(月)「いい歯の日」からクラウドファンディングを開始します。
歯ブラシが歯に正しく当たらないと「むし歯」や「歯周病」になります。通常の歯科医院では、患者さんが手鏡を渡され自分の口の中を見ながら「歯磨き指導」が行われます。しかし、視覚障がいがあると見えません。
そこで視覚障がいがあっても効果的な「歯ブラシ指導」ができるように、裏面の磁石で歯の位置を自由に動かすことで1人1人異なる歯並びに似せることができ、さらに触ってわかる8倍大サイズの「歯模型」を自作しました。しかし出荷数から考えると企業での事業化は困難。そこでこの度、クラウドファンディングにより資金調達することになったものです。

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