入学と進学

[ 編集者:歯学部・歯学研究科   2018年6月13日 更新 ]

 大阪大学歯学部に入学すると、卒業までの間にどのようにして講義および実習がすすめられるのでしょうか?それをイメージしていただくために、卒業までの6年間のおおよそのスケジュール及び主要なイベントの概要を簡単にまとめました。より詳しい情報を知りたい方は、インタビュー、カリキュラム、課外活動のページもご覧ください。

世界に誇る研究にふれながら、豊かな知識と高度な技術を身につける

6年一貫教育カリキュラム

 医療人としての人間形成に必要な、自然科学、文化、社会などを含め、全般的な教養を身につけなければなりません。もちろん歯科医学の専門知識と技術も修得する必要があります。このため、このような教養教育と専門教育を、総合大学の利点を生かして6年一貫教育として実施しています。教養教育は、共通教育系科目として主に全学教育推進機構(豊中キャンパス)で開講され、専門教育は、専門教育系科目として主に歯学部(吹田キャンパス)で開講されます。

豊かな教養と高度な技術を修得

 1年次~2年次前半に開講される共通教育系科目には、「教養教育科目」「基礎セミナー」「言語・情報教育科目」「健康・スポーツ教育科目」があり、総合的な理解と判断力、さらに豊かな人間性を養い、自発的な学習意欲を高めることを目的としています。専門教育系科目も入学当初から始まり、共通教育系科目を学びながら、本格的な歯科医学を学ぶための準備として、1年次に「歯学序説I」「歯学序説II」を開講しています。1年次後半から生命科学基礎が、2年次からは解剖学、生理学、生化学などの講義・実習が始まります。5年次には、臨床実習に入る前に必要とされる能力をチェックするために共用試験が行われ、5年次の後半から6年次にかけて臨床実習が行われます。

入学後のスケジュール

入学後のスケジュール

基礎配属実習

 大阪大学歯学部では、3年次後半の2ヶ月間、基礎研究に従事するカリキュラムが組まれています。歯学部の基礎9科目から希望する分野を選択し、国内外で活躍する教員の指導を受けながら、先端の研究に取り組みます。分野はバイオから材料工学、それらの融合領域まで幅広く用意されています。科学研究を実体験することで、先鋭的な歯学・歯科医学の探究心をはぐくみ、次年度の臨床科目に対するモチベーションを高めます。また、科学的な知識と思考を持った高度歯科医療人となる基礎が培われます。

共用試験

 学生が臨床実習に入る際に必要とされる能力をチェックするために、全国共通の評価システムとして共用試験が行われます。

・CBT(Computer-Based Testing):歯学知識の習得度を確認する。

・OSCE(Objective-Structured Clinical Examination):客観的臨床能力試験で模擬患者等を用い、患者さんに対する態度や技能、基本的な臨床能力を評価する。

臨床実習

 臨床実習は、5年次の後半から6年次にかけて行われます。指導医のもとで、患者さんと接し、病気の検査、診断、治療の基本的知識とそれに基づく医療技術を学びます。さらに、患者さんへの対応を研修するとともに、将来歯科医師として医療に携わるための基礎となる心構えを修得します。また、将来研究者を志す者にとっても、口腔の生理機能や病態を知るかけがえのない勉学期間であり、歯科医師、研究者になることの実感と自覚がより本格的なものになります。

歯科医師国家試験

 歯学部の正規の課程を修めて卒業し、歯科医師になろうとする者は、厚生労働大臣が行う歯科医師国家試験に合格し、歯科医師の免許を受けることが必要となります。
 歯科医師国家試験の合格は、歯科医師への第一歩であり、合格後から本当の意味での歯科学を修めていくことになります。本歯学部の過去5年間の合格状況は以下のとおりです。

                                   
区分 受験実施年月
平成26年2月 平成27年2月 平成28年1月平成29年2月 平成30年2月
受験者数(人) 54 52 6162 47
合格者数(人) 48 44 5254 39
合格率(%) 88.9 84.6 85.287.1 83.0

歯科医師臨床研修

 患者中心の全人的医療を理解し、すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(態度、技能及び知識、判断力)を身につけるため、平成18年度から、大学卒業後1年間以上の臨床研修が義務付けられました。

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