口腔組織学

[ 編集者:歯学部・歯学研究科   2018年10月1日 更新 ]

対象(授業開始)

歯学部2年生

授業概要

 「口腔組織学」では、口腔諸器官の微細構造を学ぶ口腔組織学の他に、口腔諸器官を含めた人体の発生学を授業の対象とする。すなわち、歯科医学教育モデルコアカリキュラムのうち、「C.個体発生・器官発生」、「E.口腔・頭蓋・顎顔面領域の発生」、「E.歯と歯周組織の発生および構造と機能」の分野を中心とした講義及び実習を行う。

 ヒトを含めて全ての多細胞生物は、たった一個の受精卵が細胞分裂と分化を繰り返すことにより、複雑で精密な個体を作り上げて行く。その神秘的なメカニズムの解明には、古くから多くの研究者が挑戦してきた。近年の遺伝子組み換えをはじめとするさまざまな分子生物学的技術の開発により、発生生物学は飛躍的な発展を遂げている。授業では、人体の発生過程(顔面・口腔諸器官の発生も含む)を形態学的に解説するとともに、分子生物学的側面についてもトピックス的に紹介する。

 また、発生学とともに重要なのは、完成した器官の組織構造を理解することである。医学の目的は、疾患の治療と予防であり、疾患には必ず組織構造の変化をともなう。この変化を研究するのが病理学であるが、これを理解するためには正常な組織構造と機能を把握していなければならない。形態が機能を反映することは微細構造についても当てはまることである。この観点から、重要な形態と機能を理解する上で、物質、分子および遺伝子、細胞、組織、器官、個体レベルを有機的に連携した知識を修得する必要がある。

学習目標

一般目標(GIO)

生命現象に対する理解を深め、さらに口腔疾患を病理学的に理解して治療に役立てることができるようになるために、人体の発生過程を理解するとともに口腔諸器官の形態と機能について、分子および遺伝子、細胞、組織、器官、個体レベルを有機的に連携させながら理解する。

行動目標(SBOs)

【1】個体の発生の仕組みと人体諸器官の発生を説明する(想起)

【2】頭蓋・顎顔面、歯、歯周組織を含めた口腔諸器官の発生を説明する(想起)

【3】歯(歯髄を含む)の形態、組織構造、機能を説明する(想起)

【4】歯周組織(歯根膜、歯槽骨)の形態、組織構造、機能を説明する(想起)

【5】口腔粘膜、唾液腺、顎関節の形態、組織構造、機能を説明する(想起)

【6】歯の萌出および交換の過程を組織学的に説明する(解釈)

【7】人体の発生および口腔諸器官の構造と機能を説明する(解釈)

【8】人体の発生および口腔諸器官の構造と機能を理解し、ヒトの生命に対する畏敬の念を養う
  (態度・習慣)

【9】顕微鏡による組織標本の観察方法を説明する(想起)

【10】顕微鏡により組織標本を観察する(技能)

【11】積極的に実習に取り組む(態度・習慣)

学習方略

No 行動目標
(SBOs)
種類 人的資源 物的資源 時期 時間
場所 媒体(メディア)
1 【1】~【8】 講義 教員 講義室 パソコン、プロジェクタ、
教科書、参考書
2年生後期-3年生前期 54
2 【2】~【11】 実習 教員 実習室 顕微鏡、組織標本、
教科書、参考書、
講義ノート
2年生後期-3年生前期 24

詳細(KOANシラバス)

「準備中」

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