薬理学・歯科薬物学

[ 編集者:歯学部・歯学研究科   2018年10月1日 更新 ]

対象(授業開始)

歯学部3年生

授業概要

 疾病の予防や治療、さらにその診断のために多くの薬物が開発され臨床応用されているが、さらに今後も次々に新しい薬物が開発されてくると考えられる。実際の医療の場において、その薬理作用を把握した上でそれぞれの症例に応じた適切な処方を行うことが要求される。また、薬物投与中の症例を治療する場合にも、その薬理作用を完全に理解している必要がある。本科目の授業はこれらの要求に応えるべく、総論では薬物療法の基本原理(用量作用関係、目的作用・有害作用、薬物耐性、投与経路、薬物動態、相互作用、臨床試験など)について解説する。また、各論では治療薬を対象疾患や作用機序別に分類し、疾患の病態生理と個々の薬物の作用機序から目的作用や有害作用を解説することにより、薬物の作用を論理的に理解できる能力を養成する。これにより、現在使用されている薬物に精通するばかりか、将来臨床応用される薬物についても対応可能とする。

 また、長期連用されることが多い治療薬には注意が必要である。特に、歯科臨床において使用頻度が高いと考えられる鎮痛薬、局所麻酔薬、抗炎症薬、歯科用薬については、重点項目として取扱う。

 薬理学の完全な理解には解剖学、生化学、病理学、臨床歯科医学などすべての分野にわたる総合的な知識が不可欠であり、それらと連繋した内容について、コア・レベルからアドバンスト・レベルまで一貫した授業を行う。

学習目標

一般目標(GIO)

歯科臨床において使用する薬物の処方のため、および、薬物療法を受けている患者を適切に治療することができるために、薬物相互作用を含めた薬理学の基本知識ならびに基本概念を理解するとともに、薬理作用機序を通じて生体制御機構を理解する。

行動目標(SBOs)

【1】真摯な態度で講義・実習に参加する(態度)

【2】日本の法令に基づいた医薬品の分類表示保管を説明する(想起)

【3】薬理作用の基本概念とその作用機序を説明する(想起)

【4】薬理作用に基づいた薬物療法を説明する(想起)

【5】濃度・作用関係の理論とその実際を説明する(解釈)

【6】薬物の適用方法(投与経路・時間)を説明する(解釈)

【7】薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)を説明する(解釈)

【8】薬物濃度変化の理論と実際を説明する(問題解決)

【9】臨床試験およびインフォームドコンセントの実際を説明する(問題解決)

【10】神経疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【11】循環器疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【12】炎症性疾患治療薬および代謝性疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【13】呼吸器疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【14】疼痛性疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【15】感染症治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【16】腫瘍性疾患治療薬の作用機序とその実際を説明する(問題解決)

【17】薬理学研究と創薬の実際を説明する(問題解決)

学習方略

No 行動目標
(SBOs)
種類 人的資源 物的資源 時期 時間
場所 媒体(メディア)
1 【1】~【17】 講義 教員 講義室 板書、プロジェクタ 3年生 45
2 【1】~【17】 演習 教員・TA 講義室 プリント 3年生 45
3 【1】【5】~【9】 実習 教員・TA 実習室 実習書 3年生 24

詳細(KOANシラバス)

「準備中」

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