歯工連携プロジェクト

[ 編集者:歯学部・歯学研究科   2019年11月28日 更新 ]



 大阪は商いの街であり、また適塾由来の医学の街といわれています。そんな地域の特性を生かして、大阪大学大学院歯学研究科ならびに歯学部附属病院は「歯工連携」を推進しています。

4月5日は「歯工連携の日」

 「記念日」を決めると気が引き締まります。どこかに登録をしている訳ではありませんが、4月5日を「歯工連携の日」に設定したいと思います。                           

2019年9月3日記 


売れてこそ産学連携

 大阪大学歯学部附属病院が持つ「臨床ニーズ」や大阪大学大学院歯学研究科が持つ「研究シーズ」において、地域の属性や企業の規模を問わず民間企業いわゆる産業界と「共同研究」「受託研究」を行ったり、一方で、民間企業だけでなく、大阪大学内の他の研究科また他の大学 研究機関の先生方がお持ちの優れた「技術シーズ」の「歯科への応用」を模索します。
 特許の取得とともに、単なる製品やサービスの完成で終わるのではなく、(アカデミアの言葉としては「不適切だ」とお叱りを頂戴するかもしれませんが)「売れない製品は不良債権だ」といった思いの元、「売れるモノ 使ってもらえるサービス」をイメージして「真の産学連携」を目指します。


自治体との連携

 午後からの「歯工連携」のキックオフイベントに先立ち、2019年2月1日(金)午前、大阪大学コンベンションセンターにて大阪のモノづくりを代表する自治体である堺市、八尾市、東大阪市の3つの市と「歯工連携」の協定が締結されました。大阪大学歯学部が自治体と協定締結するのは初めてです。
 なお、堺市は2007年大阪大学(当時、鷲田清一総長)と交した包括提携を流用しましたが、東大阪市ならびに八尾市においては大学まで市長にお出ましいただき、歯学研究科(天野敦雄研究科長)ならびに歯学部附属病院(村上伸也病院長)との調印式にご参加いただきました(左は野田義和東大阪市長、右は田中誠太八尾市長と)。

締結式

キックオフイベントの開催レポート

 ID戦略室が新設された初年度の目玉プロジェクトして、去る 2019 年 2 月 1 日(金) 「歯工連携プロジェクトキックオフ ニーズ発表会・マッチング会」が開催されました。本イベントの目的は3つ。 1 つ目は阪大歯学部の学内外への「歯工連携」を推進する宣言。2つ目はそのマネージメントを行う部署としての「 ID 戦略室の存在」のアピール、最後に同日交わされた大阪府下の3つの自治体との「歯工連携の協定締結」を祈念したイベントでした。
 イベントは3 部で構成され、歯学部をあげて、部局の先生方 事務の方、さらには医工連携の経験豊富な医学部・産学連携クロスイノベーションのお力添えもあり、 200 人越の 212 名の参加者で盛大に開催されました。


キックオフ画像

当時のフライヤーはコチラ

PDFファイル [ 512.92KB ]

第1 部: 13 00 講演会 @大阪大学コンベンションセンター

■セッション1:講演「阪大(歯)の自己紹介」

 天野敦雄歯学研究科長より「大阪大学大学院歯学研究科」の自己紹介を、また村上伸也病院長より「大阪大学歯学部附属病院」の自己紹介をしていただきました。

講演

■セッション2:パネルディスカション「3市のこれまでの医工連携事例紹介」

 当日、協定を結んだ自治体としてである「堺市」「八尾市」「東大阪市」のコーディネーターの先生方やマネージメントのご担当者に、各市がこれまで経験した医工連携の事例やまた苦労話を短い時間でした.



パネルディスカッション

■セッション3:歯科臨床ニーズ発表会

 歯学部附属病院の臨床現場から、9 つの「歯科臨床ニーズ」の発表が行われました。 1 人 5 分という短い時間の中に歯科をあまりご存知ない方にもわかるように、ギュッと濃縮してお話いただきました。

発表会

演題名
提案部署
1 刺入と注入時、痛くない歯科麻酔 小児歯科
2 美しく歯を形作るためのレジンマトリックス 口腔補綴科
3 矯正前外科処置を安全に行うための口腔内へのCTデータの拡張現実(AR) 矯正科
4 視覚障害を持つ人が触ってわかる「口の中の歯模型」 技工士学校
5 障害者などの鎮静下・歯科治療時、舌根沈下させず開口させる装置 歯科麻酔科
6 舌・頬を守り/外科手術の邪魔しないリトラクター+開口器 口腔外科1
7 曇らないゴーグル型メガネ様拡大鏡 小児歯科
8 要介護者のための汚染物の回収機能+湿潤機能付き歯ブラシ 口腔治療科
9 油漏れしない滅菌パック 口腔外科1
もう少し詳しい内容はこちら

PDFファイル [ 266.32KB ]

第2部:16:50~ 外来診療室の見学@歯学部附属病院

 場所を「歯学部附属病院」に移動しての病院見学会を開催しました。68名の参加者が歯学部附属病院内の14診療科(部)にわかれ、15分づつ、2つの診療科(部)を見学いただきました。担当していただい各科(部)の先生方から各々の「歯科治療法」や「歯科器具・歯科材料」についてご説明をしていただき、参加者に興味を持っていただきました。東大阪市長もお忙しい中、ご参加いただきました。


見学会

第3部:17:30~ 情報交換会@歯学部記念会館

 100名越えの114名の方に情報交換会にご参加いただきました。臨床ニーズの発表者はもちろん、企業同士でも熱心なディカションが遅くまで行われました。

情報交換会

報道

 その後、2019年2月14日の毎日新聞と、4月1日の日刊工業新聞にイベントの内容などを掲載いただきました。(下記は各社に許可済み)

報道

毎日新聞の記事はコチラ

PDFファイル [ 450.74KB ]

日刊工業新聞の記事はコチラ

PDFファイル [ 2.05 MB ]

お問い合わせ

阪大歯学部 歯工連携係(略称でご連絡ください)
※正式名称:大阪大学大学院歯学研究科 イノベーティブデンティストリー戦略室内 歯工連携係
TEL: 06-6879-2868
FAX: 06-7635-9693
E-mail: stride●dent.osaka-u.ac.jp(●を@に換えてください)

  • ホーム
  • ページトップ
  • 印刷
  • YouTube
  • 文字サイズ大

    文字サイズ中