5月19日から23日にかけて、本研究科主催の国際交流プログラム「International Student Week(ISW)」が開催されました。タイのチュラロンコン大学と韓国の全南大学校から4名の学生が参加しました。

初日は生化学講座の波多教授からのオリエンテーションから始まり、仲野研究科長主催の歓迎ランチが開催されました。緊張しながらも積極的に質問しする学生たちに、研究科長とISWワーキンググループリーダーの竹立教授も笑顔で応じ、和やかな雰囲気の中、交流を深めました。

昼食後は、国際歯科医療センター長の村上教授よる病院施設内見学が行われました。

二日目は、いよいよプログラムの本格始動。ミニ講義や診療科見学など、盛りだくさんの内容に学生たちは目を輝かせていました。最先端の研究や技術に触れ、大きな刺激を受けたようです。

また、本学の学生との交流会も実施しました。学部生海外派遣プログラムへの参加予定者や、将来の参加を検討している学生、英語での交流に挑戦したい学生など、意欲的なメンバーが集まりました。各大学の学生が英語で自国や大学の魅力をプレゼンテーションするなど、国際色豊かな交流は、互いに刺激し合う、グローバルな学びの場となりました。

参加した海外の学生からは、「最先端の研究発表や技術革新は、本当に刺激的でした。大学の得意分野に特化したセッションばかりで、視野が大きく広がった気がします。」といった声が聞かれました。ISWは、彼らにとって日本の歯科医療を肌で感じ、将来のキャリアを考えるうえで大きな刺激となったようです。

本研究科は、今後もISWをはじめとする国際交流を積極的に展開し、世界で活躍する歯科医師・研究者の育成に尽力していきます。

次回のISWは、8月25日から29日に開催予定です。英国のニューカッスル大学とマレーシアのマラヤ大学から学生たちが来日します。新たな出会い、新たな発見に満ちた一週間となることを期待しています。