歯学部卒業生の福西一浩氏(医療法人宝樹会理事長)が、大阪大学未来基金「歯学部・歯学研究科教育研究事業」へ多大なご寄付をくださったことに対し、このたび国より紺綬褒章が授与されました。

令和8年9月30日、本学において紺綬褒章の伝達式が執り行われ、その後、当研究科においても感謝状贈呈式が執り行われました。仲野和彦歯学研究科長、および山城隆歯学部附属病院長から、福西氏の多大なるご尽力に対し、深く感謝の意が述べられました。

歯学研究科・歯学部、歯学部附属病院からの感謝状の贈呈
左から、山城隆病院長、福西一浩氏、仲野和彦研究科長
左から福西一浩氏、今里聡教授

福西氏は、大阪大学歯学部を昭和61年に卒業され、来年には歯科医師となって40年という大きな節目を迎えられます。その間、同級生であり、前・歯学研究科長である今里聡教授とは、講演活動や共同執筆などを通じて長年にわたり厚い親交を重ねてこられました。そうした親交のなかで、今里教授から母校の設備老朽化の現状を聞かれた福西氏は、「未来の歯科医師を育てる母校の力になりたい、そして何より歯科界への恩返しになれば」との温かい想いから、今回の寄付をご決断されました。

福西氏からいただいた温かいご厚情は、歯科医師を目指す学生たちが削る・詰めるなどの基礎的な治療技術を叩き込むために欠かせない重要設備「ファントム実習台(歯科実習シミュレーター)」の更新に活用させていただきました。老朽化していた実習設備が一新されたことで、学生たちはこれまで以上に臨床現場に近い、最新かつ最適な環境でトレーニングに励むことができるようになります。

いただいた温かいご支援と期待を胸に、これからも、次世代を担う優秀な歯科医師の養成と、世界をリードする歯科医学の発展に向けて、教職員一同、より一層邁進してまいります。