課題解決型高度医療人材養成プログラム(健康長寿社会の実現に貢献する歯科医療人養成)
本プロクラムの目的
文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム(健康長寿社会の実現に貢献する歯科医療人養成)の採択を受けて平成26年度からスタートしたプログラム「健康長寿社会を担う歯科医学教育改革 ―死生学や地域包括ケアモデルを導入した医科歯科連携教育体制の構築―」では、口腔から全身健康に寄与できる歯科医師、及び、急性期、回復期、維持期、栄養サポートチーム(NST)、在宅介護現場に対応できる歯科医師を育てるとともに、適切な死生観に基づき、患者の病床、介護現場や終末期に寄り添えるプライマリケア歯科医の養成を行います。さらには、高齢者の「食」を基盤とした健康増進、介護予防、虚弱予防を目指した新しい歯学教育・研究を推進しています。本プログラムは、岡山大学を中心に、北海道大学、金沢大学、大阪大学、九州大学、長崎大学、鹿児島大学、岩手医科大学、昭和大学、日本大学、兵庫医科大学の計11大学による連携で実施されています。
本プログラムの事業内容・取組状況
詳細は、文部科学省ホームページ及び岡山大学の事業ウェブサイトをご覧ください。
本プログラムにおける大阪大学の取組状況(特色ある医療支援歯学教育プログラム)
大阪大学では、現在、本プログラムに対して、次の2つの教育コースワークを「特色ある医療支援歯学教育プログラム」として実施・提供しています。
多職種連携に資するリサーチマインドを持った指導的歯科医療人養成コース
対象 | 研修歯科医 |
実施 | 大阪大学歯学部附属病院歯科医師臨床研修センター |
目的 | 口腔機能、栄養摂取の評価、高齢者の内科的疾患、認知機能、運動機能の簡単な評価ならびに多職種連携の必要性を理解し、実践できる、リサーチマインドを持った研修歯科医の養成 |
異分野連携に資する歯科医学研究者養成演習
対象 | 博士課程大学院生 |
実施 | 大阪大学大学院歯学研究科 |
目的 | 口腔機能、栄養摂取の評価、高齢者の内科的疾患、認知機能、運動機能の簡単な評価ならびに多職種連携の必要性を理解し、実践するにあたり指導的能力を持った臨床研究のリーダーの養成 |