西前 誇太郎さん (R4インタビュー時 1年生)

 なぜ歯学分野へ進もうと思われましたか?

 「口は万病のもと」という言葉は以前から知っていましたが、自分には無縁な話だと思っていました。しかし実際に、歯周病から全身の疾患につながったという親戚の話を聞いて、他人事ではないと感じ、関心を持ち始めたのがきっかけでした。口と全身の疾患との関係について学んで、多くの人を救いたいと感じ、歯学分野に進もうと思いました。

 いま歯学部で学んでいて最も興味がある、面白いと思った研究はどのようなものですか?

 口腔ケアでウイルスを不活化できる可能性があるという研究です。医学部の分野だと思っていたことが、実は歯学の分野にも深く関わっているということを知って、興味を持ちました。

 将来挑戦してみたいことや仕事でしたいこと、研究してみたいことなどをお聞かせください。

 まだまだ具体的には決まっていませんが、1年間の授業を通して、患者さんに寄り添える歯科医師になることの重要性を改めて感じたので、そのようなことができる歯科医師になりたいです。

  




現在、勉強以外で楽しんでいることはありますか。

 自分は中学高校とバスケをしてきたのですが、自分のような経験者はもちろん、大学からバスケを始めたという人も上手な先輩たちに教えてもらって日々上達しているのを感じるのでとても充実しています。また、部員もマネージャーも仲が良く、遠征などに行く際は毎回楽しみで前日は眠れないほどです。(笑)


 受験の時はどのような勉強方法でしたか? また、歯学部を目指す受験生にアドバイスがあればお願いします。

 勉強方法は人それぞれだと思いますが、自分は仲間と切磋琢磨することがとても大事だということを受験生時代に感じました。受験勉強をしていると必ずつらいと思う時があると思います。そんな時に一緒に頑張っている仲間がいれば心強いですし、自分も頑張ることができます。