吉松 昌悟 さん (R5 インタビュー時 3年生)

 なぜ歯学分野へ進もうと思われましたか?

 歯科医師である父の姿に憧れ、歯学分野に興味を持ちました。父や父の知り合いの先生方から歯学分野の面白さを教えていただくなかで、父への憧れだけでなく歯学分野への興味も深まり、この道に進むことを決めました。


 いま歯学部で学んでいて最も興味がある、面白いと思った研究はどのようなものですか?

 発生学の分野に興味があります。とても小さな受精卵から自分達の体がどのようにしてできていくのかの過程がとても興味深いです。


 現在、学内でクラブ活動や課外活動等、勉強以外で楽しんでいることがあれば教えてください。

 全学(大阪大学公認課外活動団体)のアメリカンフットボール部TRIDENTSに所属しています。部員全員が一部昇格という目標に向かって本気で部活に取り組んでいます。勉強との両立は大変ですが、得られるものがとても多く、充実した学生生活を送っています。全学の部活ということもあって、医歯薬以外の学部の友人ができるという点も魅力の一つです。


 将来挑戦してみたいことや仕事でしたいこと、研究してみたいことなどをお聞かせください。

 これからの具体的な進路についてはまだ決まっていません。入学当初は自分が研究者の道に進むことはないと思っていましたが、授業を通じて先生方がどのような経緯で研究の道に進んだのかなどを聞いていくなかで、少し研究者の道にも興味をもちつつあります。これから、臨床、研究どちらの道も視野に入れて決めていければと思っています。


 受験の時はどのような勉強方法でしたか? また、歯学部を目指す受験生にアドバイスがあればお願いします。

 自分の苦手なところがどこなのか、自分は何がわかっていないのか、どの知識が抜けているのか明確にすることが1番大切です。何も考えず、ひたすら問題を解いていても意味はありません。焦らず、自分の弱点を一つ一つしっかりと潰していけば合格が見えてくると思います。