11月17日(土)、大阪大学大学院歯学研究科及び歯学部附属病院主催、大阪大学歯学部同窓会及び大阪大学歯学会共催で、「どうなる、近未来の歯科医療」をテーマとした市民フォーラムを開催しました。
当フォーラムは、最新の歯科治療および歯科医学をテーマとし、一般市民向けに健康増進と歯学知識の向上を目的に毎年開催しているもので、今年は約150名の参加がありました。
講演では、幹細胞を用いた骨の再生や、デジタル技術を活用した外科手術の紹介、AIセンサーを使用した口の状態の未来予想等、大きく変貌しつつある未来の歯科医療を5名の講師が分かり易く説明をしました。終始メモを取りながら聞いている方もみられ、参加者が講演テーマに深く関心を寄せている様子がうかがえました。
講演後の総合討論では、参加者からの質問に対し、司会と講師との質疑応答が活発に行われ、講演テーマへの理解がより一層深まる場となりました。

■講演内容■
「近未来の歯科『再生』医療」
 竹立 匡秀 大阪大学歯学部附属病院 口腔治療・歯周科 講師
「歯科インプラント治療の現在地─歯科医師は何をインプラントに期待しているのか─」
 和田 誠大 大阪大学大学院歯学研究科 有床義歯補綴学・高齢者歯科学講座 准教授
「デジタル技術がサポートする新時代の口腔外科手術」
 磯村 恵美子 大阪大学大学院歯学研究科 顎顔面口腔外科学講座 准教授
「デジタル化、AI時代の歯科医療で知っておくべきこと!」
 野﨑 一徳 大阪大学歯学部附属病院 医療情報室 准教授
「歯科医院が変わる。デジタル化で変わる」
 山羽 徹 大阪大学歯学部同窓会