本研究科では、海外の歯学部生を対象とした短期プログラム「International Student Week(ISW)」を12月9日から13日にかけて開催しました。今回は、マレーシアのマラヤ大学とインドネシアのガジャマダ大学から、計6名の学生がこのプログラムに参加し、国際色豊かな交流が行われました。
プログラム初日は、ガジャマダ大学からUtami副研究科長も来日され、西村研究科長の歓迎ランチ会に出席されました。両国の食文化や留学経験など、話題は尽きず、和やかな雰囲気で交流を深めました。
2日目からは、本研究科の魅力を伝えるべく、ミニ講義、診療科見学、施設見学など、多彩なプログラムを実施しました。学生たちは熱心にメモを取り、積極的に質問するなど、高い学習意欲を示していました。また、同日には本学の学生との交流会も開催され、マラヤ大学とガジャマダ大学の学生がそれぞれの大学についてプレゼンテーションを行いました。参加者たちは、異なる教育環境や学生生活について活発に意見交換を行い、親睦を深めました。
4日目には、京都にある株式会社モリタ製作所を訪問し、ハンドピースやAIチェア、最新のCTなどを見学しました。全てハンドメイドで製造されている工程に、学生たちは驚きと感銘を受けた様子でした。活発な質問が飛び交うなど、2時間半の工場見学はあっという間に過ぎました。
参加した学生たちからは「先生方が熱心に説明してくださり、歓迎されていると感じた」などの声が寄せられました。本研究科は、今後も国際交流を積極的に推進し、世界で活躍できる歯科医師・研究者の育成に貢献していきます。
なお、次回のISWは、台北医学大学(台湾)と圓光大学(韓国)の学生を迎え、2月に実施する予定です。