本研究科では、「International Student Week(ISW)」を開催し 、2月3日から7日にかけて、台湾の台北医学大学と韓国の圓光大学校から6名の歯学部生を受け入れました。


ISWは、本研究科や歯学部附属病院での講義や診療科見学を含む、海外の歯学部生向けの短期研修プログラムで、参加学生にとって貴重な学びや体験の機会となります。
初日は波多准教授によるオリエンテーションから始まり、西村研究科長主催の歓迎ランチ、放射線科の村上教授と医員による病院見学が行われました。


2日目からは、専門的な研修が行われました。参加学生は各講座や診療科を訪問し、臨床や研究に触れながら知識を深めました。今回のISWでは、歯科生体材料学講座によるミニ講義、口腔外科の手術室見学、小児歯科の外来見学など、11の多岐に渡るプログラムが実施されました。




期間中には、大阪大学の歯学部生や留学生が参加する学生交流会が開催されました。台北医学大学と圓光大学校の学生が自校を紹介し、参加者は熱心に耳を傾けていました。その後のフリータイムでは、お土産のお菓子も配られ、すぐに打ち解けた学生たちは、笑顔あふれるひとときを過ごしました。本学部でも6年生を対象に海外短期研修の機会があり、海外の歯学部に関心のある学生同士の貴重な交流の機会となりました。


研修を終えた学生からは、「日本の歯科医療を見学するとは今まで夢にも思わなかった。素晴らしい体験だった」「歯科におけるAIの活用に興味を持った」「先生方の指導が親切でわかりやすかった」「日本人の友人ができて嬉しかった」といった感想が寄せられました。講義や実習だけでなく、異文化交流を通じて得たつながりも大きな学びとなったようです。
次回のISWは、香港大学の学生を迎え、3月に実施する予定です。