【入局を希望される先生へ】

 大阪大学歯学部附属病院歯科麻酔科では、歯科処置・歯科口腔外科手術における麻酔管理や、西洋医学と東洋医学を横断したペインクリニック、有病者に対する歯科治療時の全身管理、救急蘇生などを幅広く研修することができます。総合病院や障害者歯科センターなどの関連施設も多く、それらの関連施設で総合的に研修することも可能です。当医局に在籍し、歯科麻酔学や全身管理について当院や関連施設で研鑽することで、博士(歯学)や各種学会(日本歯科麻酔学会、日本口腔顔面痛学会、日本有病者歯科医療学会 等)の認定医や専門医の取得を目指せます。
 歯科麻酔学に興味のある人は大歓迎です。お気軽にご連絡ください。

【臨床研修を希望される先生】

 歯科麻酔科では大阪大学歯学部附属病院歯科医師臨床研修プログラムに採用された研修歯科医を受け入れております。当科では年間約1500例の麻酔管理症例がありますので、研修医はその症例を指導医のもとで担当します。また、当科での臨床麻酔研修に加え、当院一般歯科総合センターや連携施設での一般歯科治療研修、口腔外科研修や救急蘇生研修などの研修もあり、当プログラムは一般歯科医療から先端医療まで幅広く歯科医療を研修できるプログラムです。
 詳細は大阪大学歯学部附属病院歯科医師臨床研修センター(https://kenshu.dent.osaka-u.ac.jp/index.html)をご参照ください。

⦅研修歯科医の一例⦆

⦅採用までの過程⦆

 大阪大学部歯学部附属病院歯科医師臨床研修センターにおける研修歯科医採用試験(マッチング試験)に先立って、当科の採用試験を別に受ける必要があります。歯科麻酔科での研修を受けるには両方ともに合格する必要があります。入局を希望される方はお早めに担当までご連絡ください。

⦅修了後の進路⦆

 研修プログラム修了後も歯科麻酔学を専攻したい場合、大学院進学、研究生登録などの方法で当科に在籍し、歯科麻酔臨床を研修することが可能です。一定の研修を終えたのちに、場合によっては総合病院での医科麻酔研修や、関連施設に従事することも可能です。こららの研修によって日本歯科麻酔学会認定医や専門医の取得が可能になります。
 当科での研修プログラムを修了された先生は、修了後に一般歯科に従事することとなっても、有病者歯科医療分野で、培った全身管理の知識を発揮し活躍されています。引き続き歯科麻酔を専攻した先生も、歯科麻酔の分野で大いに活躍されています。

〈大学院進学を希望される先生へ〉

 歯科麻酔学に関連する研究や臨床に興味のある方を募集しております。各種学会の認定医や専門医の取得の必要条件である歯科麻酔臨床と並行して、博士号取得のために基礎・臨床研究に4年間従事します。関連する他講座での研究も可能です。加えて、歯科クリニックに非常勤で勤務して、一般歯科診療に従事することも可能です。

⦅大学院生の一例⦆

⦅進学までの過程⦆

 大学院歯学研究科の入学試験に先立って、当講座の面接・試験を事前に受ける必要があります。
大学院入学試験については大学院歯学研究科Webサイト(https://www.dent.osaka-u.ac.jp/)を参照してください。また、進学や見学を希望される先生は担当までお気軽にご連絡ください。

⦅大学院修了後の進路⦆

 大学院修了後も歯科麻酔学を専攻することを希望される場合、医科麻酔研修、当院歯科麻酔科勤務、関連施設勤務、海外研究留学などの進路があります。また、各種学会の認定医・専門医取得も行っていきます。これまで歯科麻酔学講座で大学院を修了した先生方は、大学院での経験や知識を活かして、全国各地で歯科麻酔や研究に従事し、多方面で活躍されています。

大学院修了後の進路

〈研究生(研修登録医)を希望される先生〉

 歯科麻酔臨床やペインクリニックに興味のある方を研究生として受け入れています。週に数日、歯科麻酔臨床に従事します。当院歯科麻酔科や関連病院での研修によって、日本歯科麻酔学会、日本口腔顔面痛学会、日本障害者歯科学会、日本有病者歯科医療学会などの認定医や専門医の取得が可能です。当科で認定医・専門医を取得された先生方は、歯科麻酔臨床や有病者歯科医療において、その分野を牽引し多方面で活躍されています。
 研究生としての登録を希望される先生は担当までご連絡ください。

研究生(研修登録医)を希望される先生

〈鍼灸研修生を希望される先生〉

 頭頚部の痛みや麻痺の治療に興味のある鍼灸師の先生、東洋医学と西洋医学のかかわりに関する研究をしてみたい鍼灸師の先生を受け入れています。週1~2日、歯科麻酔科外来にて、口腔顔面領域の痛みや麻痺治療に従事していただきます。定員に制限があるため、常時募集はしておりません。ご了承ください。お問い合わせは担当までご連絡ください。


鍼灸研修生を希望される先生