大阪大学大学院歯学研究科は、ISW(International Student Week)と題して、1~2週間の海外学生受入れプログラムを実施しています。

今年度第2回目は、7月10日(月)から7月21日(金)まで、台湾の台北医学大学歯学部から4年生5名を受け入れました。

初日は、オリエンテーション、西村研究科長からの挨拶、病院見学が行われました。翌日からの研修では、研究科の歯科生体材料学講座、顎顔面口腔病理学講座でのミニ講義、歯学部附属病院の口腔外科、小児科、口腔治療・歯周科、矯正科、保存科、口腔補綴科での診療室見学や手術室見学、症例ディスカッションが行われました。医療情報室では、教員よりAIチェアユニットの説明を受けたあと、実際に学生が歯科医師と患者役になり機材を試しました。

また、学外研修として京都の歯科医療機器や歯科材料メーカーを訪問し、製造工程を見学したのち、企業案内や商品説明を受けました。

期間中には、ISWの時期に合わせて来日した台北医学大学のCheng歯学部長一行と西村研究科長、仲野副研究科長、加藤副研究科長(ISWワーキンググループリーダー)、今里教授、波多准教授との昼食会や、本研究科・学部の学生、留学生、教職員が参加した歓迎会も開催されました。歓迎会では、台北医学大学の学生による大学や台湾文化の紹介が行われ、ユーモアを交えたプレゼンテーションに参加者からの質問が相次ぎ笑い声が絶えない和やかな会となりました。

最終日、学生は、西村研究科長から修了証を受け取り、初めての経験となった手術見学など印象に残った研修の感想を熱心に述べていました。西村研究科長は、台北医学大学との間でダブルディグリープログラムが実施されていることに触れ、今回ISWで迎えた学生に、数年後に本研究科の大学院生として再び迎えることを期待していると伝え、研修プログラムは滞りなく終了しました。

ISW第3回目は、9月に韓国ソウル大学校の学生の受入れ予定をしています。

7/11 台北医学大学歯学部長来訪
      7/12 学外研修
7/13 学生歓迎パーティー
7/13 学生歓迎パーティー
研修風景
7/21修了式