診療科からのメッセージ

歯学部附属病院において、外来での智歯などの抜歯から長期の入院を要する口腔癌の治療まで、口腔や顎骨で起こる病気を治療しています。歯学研究科での主専攻分野が口腔腫瘍学であることから、悪性腫瘍、前癌性病変の診療に特色がみられます。歯学研究科顎口腔腫瘍外科学講座についての詳細は下記リンク先からご確認ください。

スタッフ

職名氏名E-mail(@以下はdent.osaka-u.ac.jp)
診療科長鵜澤 成一uzawa.narikazu.dent@
診療副科長松永 和秀matsunaga.kazuhide.dent@
外来医長森田 祥弘morita.yoshihiro.dent@
病棟医長竹下 彰範takeshita.dent@

診療内容

1.口腔腫瘍

当科では口腔腫瘍、特に悪性腫瘍を診療の主軸に、これまで2500人を超える口腔がん患者さんの治療を行っており、口腔がんの集学的治療を行う日本でも有数の診療科です。現在、腫瘍の進展度、全身状態および患者さんの背景などを考慮しながら、口腔外科、歯科放射線科、歯科麻酔科、口腔病理部、顎口腔機能治療部、顎補綴科、医学部腫瘍内科および薬剤部、看護部と多職種のメンバーで構成されるキャンサーボートにて、個々の患者さんの病態を協議し、最適な治療方法を検討しています。治療は手術が主体で、広範囲な切除症例では再建手術も同時に行っています。また、化学療法や放射線治療を組み合わせた治療も行っています。

2.口腔外科疾患

当科では唇顎口蓋裂術後の口唇外鼻変形に対する二次的修正術をはじめ、顎骨腫瘍、顎骨嚢胞、顎変形症、埋伏智歯、口腔顎顔面外傷、歯性感染症、薬剤性関連顎骨壊死、粘膜疾患なども扱っています。