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再生歯科補綴学講座を主宰しております西村正宏です。「再生歯科補綴学講座」は、伝統ある「歯科補綴学第一講座」の流れを引く歯科臨床系教室です。2025年4月よりクラウンブリッジ補綴学・顎口腔機能学講座より名称を変更いたしました。
私はこの講座の4代目の教授となります。1代目の下総高次先生(1958年)、2代目の丸山剛郎先生(1986年)、3代目の矢谷博文先生(2003年)、そして私、西村正宏が2024年に教授として着任いたしました。私自身は、学部出身校である九州歯科大学、博士号を取得した広島大学、留学先であるUniversity of Wales College of Medicine (現在のCardiff University)、准教授として着任した長崎大学、教授として着任した鹿児島大学から数えると6校目の所属大学となります。私がこれまで御教示を受けた先生方の多くが阪大出身であり、学問や臨床の系譜として私は阪大の流れを引き継いでいるものと考えています。
阪大1補綴は多い時には80名近くが常勤として所属する伝統的に大所帯の講座です。そのため同門の先生方も多く、国内外で多くの人材が活躍しています。伝統的に臨床にかける熱意が大変強く、高度な補綴臨床を提供するために、今でもOBを交えた抄読会や症例検討会が活発に行われています。当講座は広告可能となった補綴歯科専門医の認定研修機関であり、現在申請中の歯科インプラント専門医の認定研修施設にもなる予定です。
補綴歯科治療は様々な歯科治療の包括であるため、あらゆる領域の知識と技術を広く深く理解して補綴治療に結集する事が、咀嚼困難患者さんを永く救う事になります。補綴治療の技術は日進月歩で、これまではクラウン、ブリッジ、インプラントなどによって治療体系が組まれてきましたが、今後はより生物学的な技術を用いた次世代の補綴治療を開発していく必要があります。こういった背景で、当講座は2025年度より「再生歯科補綴学講座」へ講座名を変更しました。
〇口の難病治療に繋がる先駆的研究
〇阪大が世界に誇る最先端のシーズを結集した先端的な補綴治療
を講座の目標として掲げて参ります。
再生歯科補綴学講座 教授 西村 正宏
Department of Regenerative Prosthodontics
Professor Masahiro Nishimura